第52期王位予選05回(決勝)戦VS▲・△佐藤(紳)六段結果報告
本局は初戦で24日19時15分、129手にて千日手となった。
同日19時45分から先後交代で指し直され22時21分、093手にて▲[窪田六段]の勝利となった(以下のlinkは特記なき場合[日本将棋連盟公式]内とする)。
持ち時間04時間の内、 初戦の残りは▲00時間01分・△00時間41分。
再戦は残り▲00時間52分・△00時間00分。
記録係は黒沢怜生(れお)三段。
戦型は初戦▲船囲い5七銀急戦△藤井システム美濃囲い・指し直し▲四間飛車美濃囲い△天守閣美濃。
勝者の窪田六段は挑戦者決定リーグ(表未作成)への出場権を得た。
本局は後日に鈴木宏彦(すずき・ひろひこ)氏ご執筆の観戦記が掲載される。
[王位戦掲載紙一覧]をご参照の上で、後程追加更新予定の掲載日時詳報にご期待頂きたい。
第52期王位戦の特集記事及び今週全対局分のdataは、[週刊将棋12/29・'11/01/05合併号(週刊将棋 Online)]でのご参照をお勧めする。
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コメント
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手違いで更新が遅れた所、良くお目留め下さいました。
「(終盤で相手が)打開したら負けだと思っている」前局から見逃して貰い、時間に差が付いて指し直し局に臨みました。作戦勝ちから有利になった事もあり、腰を落し切れなかった感があります。最後は時間攻めが決まった形で、再び差が付きましたが……
今年一年、自分にしては上手く行きました。僻み根性も大分和らいだ様に思います。満ち足りた心で飽き足らぬ大望へと進んで行きたいですし、もう少し戦略的(経営学的?)な自分になりたい物です。
私も対局中につらつら、「最近、他者の変態性抑圧に狂奔なさっている方がおいでだが、元来の意味に立ち返り生命現象として受け止めて頂きたい物だ」と考えていた所です。
戦国の梟雄・松永久秀は、鈴虫も飼い方次第で越年出来る事から養生(方法はさて置き)の重要性に開眼したと聞いております。どうにか越冬した鈴虫程度にでも、成長し続けたい物です。引いては、「偉い人に逆らうのは程々に」という教訓を汲みとるべきかも(苦笑)。
投稿: 窪田義行 | 2010年12月27日 (月曜日) 午前 08時27分
棋王戦は「あと一歩」というところで残念至極でしたが、その後の竜王戦、王位戦の連勝によって実に良い形で新年を迎えられるに至ったことをお慶び申し上げます。佐藤紳哉六段との一戦はまだ棋譜を拝見していないのですが、千日手指し直しというところからも末尾を飾るに相応しい熱戦だったものと推察しております(残り時間の差がすごい・・・・もしかして指し直し局は圧勝でしたか?)。
それにしても本当に充実しきった一年でしたね。今年がステップで来年こそジャンプを実現されることを祈っています。
昆虫や両生類、魚類の変態に擬えるのは失礼とは思いつつも、変態を果たされたのか、はたまた同じお姿(shape)のまま一回り大きくなられたのか、とにかく応援する側といたしましても目を見張り続けて出目金になってしまった一年でした。
蛹から成虫へ、という昆虫の歩みは「余生の長さ」を考慮しますと、あまり良い例えとは言えませんね。カエルは、いやカレイ、ヒラメなども目があの独特の位置に変わってからもずんずん成長していくわけなので、お魚やガマの方が夢がありそうです。しかし一ファンとしては、やっぱり窪田先生には何とか「生涯変態」を続けていただきたいなあ。
例によって力が入りすぎてコメントしてる側が常軌を逸脱してしまいましたが、どうか良いお年をお迎えください。
投稿: welshrabbit | 2010年12月26日 (日曜日) 午後 09時51分