第60回通常総会近し
来る05/26(火)に、第60回通常総会開催の運びとなった。
日本将棋連盟は4月1日より新しい棋士会が発足いたしました。「棋士は対局と普及活動にまい進します」これ(註:下線部引用者・このスローガン?)を標榜して参ります。棋士会の新体制は下記の通りです。
との記事にもある様に男女合同の新棋士会が発足し、、[第02期マイナビ女子オープン(同上)]に纏わる対局規定改正の功績は皆さんのご記憶にも新しい事と思う。
とは言え今総会では論議の対象も含めて特に関与しない様であり、女流棋士の不参加に関しては例年通りとなっている。
新棋士会、取り分け参加女流棋士の更なる活動に関しては後日の公式発表や報道をお待ち頂くとして、今総会の最重要議案はやはり役員選挙に他ならない。
私の場合、05/11(月)・12(火)の両日に立候補受付が終了したばかりで未だ立候補者に関する公式情報を把握していない。
普段会館に赴いた折りに03F事務局の掲示で確認しているが、今回は
[理事選に立候補しました(ちゅう太ブログ05/12)]という形で01名分を確認するに至った。
将棋連盟の選挙規約第2条に、
「選挙活動について制限は設けない」
とありますので、こちらのブログで報告することは大丈夫。
もっと早めに公表しても全然問題はなかったのですが、
立候補の届け出を出してからここに書く、と以前から決めていたのです。
この部分だけでも、理路整然としており好感が持てる。
肝心の政策趣旨書を拝見していないので支持不支持は保留させて頂くが、新時代到来を看取している。
一応お断りすると私は今回も不出馬なので、せめてその分透徹した客観性を維持して投票に臨みたい。
日曜日-「○(勝利)」。月曜日-「△(指し掛け)」
。火曜日-「△(指し掛け)」
。水曜日-「△(指し掛け)」
。本日-「●(敗北)」
。
デハミナサン、アテブレーベ・オブリガード(【ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU】終話挨拶依り)。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
いつもご声援ありがとう御座います。
一門からの立候補者がいませんと、その点では安穏でもあり物足りなくもある心境です。一門の結束に基付く門閥選挙?の時代は過ぎ去ったのかな、とも思い定めています。
将棋界や将棋連盟への問題意識は、内容及び温度の差こそあれ皆さんと共有しているつもりです。
大矢氏のweblogは私も拝見しています。役員選挙にご言及の箇所に時節柄不適切な表現がある様にお見受けしましたが、全体的にはお立場を生かして貴重な情報を提供なさっていると思います。
役員選挙投票数に関しては、田丸昇(のぼる)九段のご紹介から改訂されておりません。時期が時期ですので、婉曲な表現が曖昧さとして印象操作をもたらす点を懸念すべきでしたかも。
最近は連盟03Fの記者室に某記者氏から寄贈された棋界他の書籍を拝読しておりますが、今後はより先輩方に配慮しつつ体系的に読書したい物です(苦笑)。
投稿: 窪田義行 | 2009年5月16日 (土曜日) 午後 02時14分
大矢順正氏のブログなどをみますと、
今回の理事選挙では(8年ぶり?)花村一門の
立候補者がいらっしゃらないということで、
窪田先生もその分気が楽では思っていました。
今日の日記分を読むとそうではなかったようで・・・
自らのお気楽さを恥じ入ってる次第であります。
さて、「横レス」になってしまいますが、
理事選挙の投票については「当選定数の半数まで
(関東分3票、関西分1票)投票可能」だったのではないでしょうか。(田丸昇八段著「将棋界の事件簿」の記述より)
かつては「当選者枠まで投票可能」だったのが
「ある有力棋士」の落選をきっかけに99年の選挙
から改正されたと思うのですが・・・
また投票制度が改正されたのでしょうか?
投稿: 我道振飛車ファン | 2009年5月16日 (土曜日) 午前 09時58分
早々にお答えいただきましてありがとうございました。
正しき人を得て、連盟が正しく運営されて行き、我々ファンが心から応援しかつ楽しめるプロ棋士の世界が末永く続くことを祈っています。
投稿: 窪田将棋ファン | 2009年5月16日 (土曜日) 午前 03時16分
ご指摘の通り、正会員は東西の候補者に対し当選定数未満の複数票(関東α票・関西α-X票)を投じる事が出来ます。当選定数と立候補者が同数の場合は、信任投票となります。
上野五段に関しては棋士会での質疑応答の際にも図表付き資料を提示する等理論派ですので、今回の立候補でも趣旨書書式の段階で新時代をもたらすのではと思います。
因みに近年は投票数の削減・不在者投票の導入といった改革が為されております。貴重な票を余す所なく投じる為にも、各立候補者の趣旨書を吟味する積もりです(05/16追加改訂)。
投稿: 窪田義行 | 2009年5月15日 (金曜日) 午後 04時27分
仄聞したところによりますと、日本将棋連盟の役員選は棋士一人が複数の票を投ずるとのことですが、これは事実でしょうか。
また事実である場合、一人の候補者に複数票を投ずることは可能でしょうか、あるいはたとえば一人の候補者にのみ一票を投じ他の票を棄権することは可能でしょうか。
この質問を以て何を言おうとする訳でもないのですが、差し支えない範囲で教えていただければ幸いです。
投稿: 窪田将棋ファン | 2009年5月15日 (金曜日) 午前 07時10分