血戦へ
[名人戦棋譜速報]で皆さんにお楽しみ頂いている[第67期C01級順位戦(日本将棋連盟公式)]も、遂に折り返しに突入した。
[日浦市郎(いちろう)七段]にはVSを始めとして色々とお目を掛けて頂き良く覚えているが、現在では疎遠な感じになってしまっている。
対局では私の02勝02敗で、最近では第64期C01順位戦10回戦(窪田△)で対戦、正直奇勝を博したと思う。
棋風は頑なな迄の居飛車正当派とお見受けし、私との対戦は全て四間飛車VS対抗型となっている。
筋に拘る棋風でもおいでなので、振り飛車VS対抗型で徒に奇を衒わないにせよ時には無筋の強みを発揮したい。
昨日-「△(指し掛け)」。本日-「(記入時未定)」
。
こよいは、ここまでにいたしとうございます(by【大井夫人@武田信玄】終話挨拶依り)。
追記
リンク: 「朝日のような大人が増えると日本は駄目になる」 橋下知事、朝日社説を非難 - 速報 ニュース:@nifty.
橋下徹(註:はしもと とおる)大阪府知事は2008年10月19日、兵庫県伊丹市で開かれた陸上自衛隊の式典に来賓として出席し、祝辞で「口ばかりで人の悪口ばかり言っている朝日新聞のような大人が増えれば、日本はだめになる」と、名指しして同紙の社説を批判した。
「オカン」様以外からは掣肘ご無用と評判の(微苦笑)橋下府知事らしい発言が再登場し、つい釣られて話題にしてしまった。
[朝日新聞(asahi.com)]がああも叩かれる程隆盛していれば、我らが[日本将棋連盟]の経営も今少し違った物になっただろう。
朝日のような大人
とは報道機関として正確性に欠けるにせよ、(故)毛沢東(マオ=ツォートン)中華人民共和国初代国家主席の
青年は午前08時の太陽である
発言を彷彿とさせて何とも詩的だ。
或る意味存在感を明確にしている軍事組織は陸上自衛隊ばかりではないが、
【自衛隊幕僚長の暴言を放置する政治とメディアのゆるみ([公式]天木直人のブログ09/22)】
ところがその田母神(註:田母神 俊雄[たもがみ としお]幕僚長が、なんとその3ヶ月ほど前の今年の1月30日に、埼玉県熊谷市の航空自衛隊基地で行なった講話の中で、次のような暴言を連発していたというのだ。
で挙げられた[週刊朝日10/03号]に依ると航空自衛隊も天木氏のご指摘宜しく、余所者に頼らず?奮闘している様だ。
ボウゲンじゃないから恥ずかしくないモン!とは言い得て妙と慨嘆させられる。
橋下府知事と田母神幕僚長は年代職責こそ違え色々な意味で、「左半身の機能を特化遊ばされたご仁方」と言えそうだ。
私としては首都圏在住者として蚊帳の外乍ら、今日は
毎日兼朝日のような大人
[朝日杯将棋オープン戦(02次予選・決勝tournament迄完全中継)]を迎える24日(金)は正真正銘、
朝日のような大人
を目指したい。
« 奔れ正直者?! | トップページ | 深まる秋と順位戦 »
「ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- “「盤上のシンデレラ ~小早川紗枝は四間に挑む~ 第10局”解説及び感想(2016.03.19)
- Twitterアカウント取得のお知らせ(2015.12.18)
- 第73期B級順位戦4回戦VS稲葉陽七段まとめ(予定)(2014.09.18)
- 第73期B級順位戦2回戦VS中田宏樹八段まとめ(2014.07.17)
- 第55期王位戦7番勝負第2局中継解説のお知らせ(2014.07.14)
「ニュース」カテゴリの記事
- 初秋の輝きを背に出陣(2009.09.14)
- 満開前に最終戦(2009.03.24)
- 新年に諸々告知(2009.01.07)
- おいてけぼりで出馬(2009.01.08)
- 怒濤の一年に終幕(2008.12.31)
「個人対局」カテゴリの記事
- Twitterアカウント取得のお知らせ(2015.12.18)
- 第73期B級順位戦4回戦VS稲葉陽七段まとめ(予定)(2014.09.18)
- 第73期B級順位戦2回戦VS中田宏樹八段まとめ(2014.07.17)
- 更新履歴(2010.02.17)
- 初秋の輝きを背に出陣(2009.09.14)
「将棋界」カテゴリの記事
- “「盤上のシンデレラ ~小早川紗枝は四間に挑む~ 第10局”解説及び感想(2016.03.19)
- Twitterアカウント取得のお知らせ(2015.12.18)
- 第73期B級順位戦4回戦VS稲葉陽七段まとめ(予定)(2014.09.18)
- 第55期王位戦7番勝負第2局中継解説のお知らせ(2014.07.14)
- [天下一将棋会]HNの公開及び変更のお知らせ(2012.04.01)
「窪田自身」カテゴリの記事
- 第73期B級順位戦2回戦VS中田宏樹八段まとめ(2014.07.17)
- 第55期王位戦7番勝負第2局中継解説のお知らせ(2014.07.14)
- Android携帯より初投稿(2014.07.06)
- 更新履歴(2013.12.28)
- 更新履歴(2013.04.02)
おつかれさまです。先日の順位戦と本日の朝日オープンを観戦させていただきました。「相手が投了するか自分の勝機が消滅する迄闘い抜く」あり方は、まさにMao的「持久戦」と呼ばせていただいてもよいでしょうか……、はともかくとして、故・村山九段の大奮戦ぶりに通じるものもあるのかもしれないと思いました(そう考えると、窪田六段が二海堂君fanでおられるのも自然に納得できます。)。
(ごく個人的には、順位戦78手目△9五角の「鬼手」を傍目八目[「八目」どころではない訳ですが]で的中させた瞬間の嬉しさもありました。)
今後も、どうぞ「文字通り」ご健勝ください。
投稿: KS | 2008年10月24日 (金曜日) 午後 03時45分
@我道振飛車ファンさんへ
正に執念の一戦でした。出来れば執念なくして勝利を収めたいとは言え、そこはお相手との兼ね合いでしょう。
必勝の信念には興味がありませんが、「相手が投了するか自分の勝機が消滅する迄闘い抜く」決意を新たにしています。
投稿: 窪田義行 | 2008年10月23日 (木曜日) 午前 09時28分
@VincentVegaさんへ
体調が万全でなく対局中は散漫な所も出てしまいましたが、最終盤は気魄の籠もった一戦になりました。
112手目は△7九金の一手で、▲7四歩は△9六銀▲同歩△7五桂がある為▲9八金と守り△8九龍▲8八金△9九龍から千日手が関の山でした。△9四香は控え室の指摘の通り?▲9八金もある上詰めろになっておらず大誤算でしたが、私が控え室以外の場所におりましたので即時ご指摘出来ませんでした(苦笑)。
入力担当の銀杏氏もama強豪の実力者ですが、「千駄ヶ谷の千手観音」と私がお呼びする程のご精勤振りですので、入力しつつ聞き書きなり自己記載なりなさる上で裏事情も垣間見えてしまう様です。
次戦の長沼洋(ひろし)七段も相性を含めて難敵にせよ、大いに自信を涵養して臨みたいです。
投稿: 窪田義行 | 2008年10月23日 (木曜日) 午前 09時20分
@welshrabbitさんへ
ここ数局のC01級順位戦は、手数も時間も長い将棋続きになりました。昇級候補の積もりならもっとバッサリ行きたい所ですが、勝っただけ満足せねばなりません。
ご観戦者共々正に寿命が縮むとした物で、その補填は結果のみならず将棋への愛情に掛かっているかも知れません。166手目△3三桂打では△5三桂▲5四龍△4五桂打が勝りましたが、3二龍の03筋効きを封じた上に185手目▲3三龍の緩手(単に▲8一金が明快。△7二飛なら▲3三龍)を呼び、大逆転への波紋をもたらす小石となった様です。
終盤は良きにつれ悪しきにつれ自分らしさが現れましたので、今後はより多く良い方のらしさをお目に掛けたいです。
投稿: 窪田義行 | 2008年10月23日 (木曜日) 午前 09時02分
感動しました。
絶対負けられない対局への執念を感じました。
投稿: 我道振飛車ファン | 2008年10月22日 (水曜日) 午前 09時02分
全勝ターンおめでとうございます。
あまりにも力のこもった一局で本当にお疲れ様でした。
リアルタイム棋譜中継で114手目△9六銀が指されたとき、解説欄に「先手玉は詰んでしまった」「窪田勝ち」と表示されたのでホッとしたのですが、数十秒後にその解説が消されて別のコメントに訂正されてしまい、勝負もまだ続行されていたので、何が起こったのか一瞬状況を理解しきれなくて焦りました。
解説者ですら間違えてしまうほど難解な展開だったのでしょうね。
さらにそこから延々と80手以上もねじり合いが展開され、想像をはるかに超えたスリリングなドラマを堪能させてもらいました。相当ヒヤヒヤしましたが。
順位戦後半も順調に実力を発揮出来るよう祈ります!
投稿: VincentVega | 2008年10月22日 (水曜日) 午前 04時53分
今年度順位戦で短手数で早い終局での勝利が続いていたのと、棋風や予想される戦形からもそろそろと思い「久しぶりに3枚目の窪田の真髄を見せてほしい」という主旨を4回戦終了時に書き込んだのですが、その期待に違わぬ200手突入の大熱戦で、ハラハラドキドキの連続、かなり寿命を縮めました(笑)。素人目には完全に切れたように思えた局面から△4四桂~△3三桂の反撃が素晴らしかったですね、感動しました。この調子を維持されてゆくことを心から願っています。
投稿: welshrabbit | 2008年10月22日 (水曜日) 午前 02時06分