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紙と書籍の未来

紙mediaの牙城を、電子mediaが脅かす様になって久しい。

尤も、報道関係のsponsorsを含めた棋界は未だ未だ前者との親和性が高い。
後者に関しては、無限の変革を遂げるであろうwebが聳え立っている。
方や前者は、目で読む上で利便性や(視覚を始めとする)人体との親和性に劇的な変化は発生しないだろうし、単体での書き換えにも適していない。
製紙時&再利用時にどの程度環境負荷を軽減できるか、紙媒体の制作時及び流通時にどれだけ費用を削減出来るかが地位の維持上重要であり、webとの連携も無視出来ない。
とは言え結局は、私も含む消費者が従来通りの機能を継続して支持するかが、生き残りの要といえるだろう。

リンク: 約半数が「読書はやっぱり紙で」――若い世代も - 速報 ニュース:@nifty.

digital divideが無視出来ない中高老年世代は元より、若年者も紙媒体を支持している旨の嬉しい知らせが届いた(samplesの些少さが難点だが、大目に見て思索の一助としたい)。

同調査によれば、文庫などの書籍を読む量は以前と比べて「変わらない」という回答が42.3%で最多。

この後は書籍劣勢を伺わせる文脈になっている物の、webでの文章読解が主流になりつつある影響と考えれば驚くには値しない。
昨今の活字は非常に鮮明且つ美麗に印刷されているが、利便性重視のweb版fontsと比べて劇的な評価は望むべくもなく、この点からも『活字離れ』は否めない。

携帯電話やゲーム機などのツールで本が読める電子書籍が増えてきたことに関しては、「本は紙が良い」という意見が46.4%で最も多く、性別や年代を問わずトップとなった。(中略)、若い世代も「本は紙」という考えが根強いことが分かった。

何故『本は紙』かの具体的な回答は、惜しくも示されていない。
産まれた時からPC系電子機器にも接している世代にせよ、「電子書籍は本の名に値するか」と聞かれれば「否」と答えるにせよ。

電子書籍に関するその他の意見は、「読みたいが、目が疲れそう」が28.3%、「本より安ければ読みたい」が12.6%、「電子も紙も変わらない」が8.0%と並び、「賛成、どんどん読みたい」は最下位の4.7%で、女性ではわずか1.4%だった。

私も日頃眼精疲労に対し神経質になっているので、比率も含めて最初の意見に目が向く。
機能でdisplayに劣り携帯電話の表示画面と比べて大量の文字が表示される電子書籍は、如何にも半端で眼精疲労の分得る物が乏しく思われる(PDAは愛用している物の、電子書籍機能は興味が湧かない)。
pocket PCやsmart phonesの様に気軽に閲覧出来るPC系電子機器で電子書籍機能が生き延びるかは無視出来ないが、純粋な電子書籍は衰退の一途を辿っている。

PC系電子機器が多機能化を推進してusersにも順応を迫る中で、書籍はどれだけ素朴な馴染み易さを主張し続けられるか。
書籍の内容のみならず、書架に並ぶ書籍を眺め、紐解く行為が「癒し」「和み」として認識されるかどうにも掛かっているだろう。

昨日-「△(指し掛け)leftright」。大阪から午後に帰京。太極拳教室が休会でもありのんびりと過ごす。本日-「○(勝利)upwardright」。詳説はしないが、近来まれに見る充実した一日だった。

こよいは、ここまでにいたしとうございます(by【大井夫人@武田信玄】終話挨拶依り)cloud

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コメント

 瓦版についてはよく知りませんが(記録自体もあまり残っていないらしく、時代劇のそれは近代の新聞から想像された部分も少ないのかもしれません)、今のメディアでいえばスポーツ紙か、あるいは一般紙のおまけのごときチラシに近いものだったような気がします。あと、浮世絵は、やはり近代のマンガ文化の先駆ではないでしょうか。いずれにせよ「一般紙」という「国民的」な存在こそが、それらの「周縁的」存在より歴史が浅いはずです。だから危ないと思います。
 日本将棋連盟も、現今のその状況を踏まえて、大和証券、JT、KEIRIN、アサヒビール等、新聞以外のスポンサーの獲得・確保を図っていらっしゃるのでしょう。先日の羽生切れ負け事件時のあの神経の遣い方は、今まで見た覚えのないものでした。
 ただ、より本質的な問題は、おっしゃるとおり、「近代将棋」(という名の雑誌も休刊してしまったわけですが)の歴史自体が、近代新聞と歩調を合わせて来たことにあるのでしょうね。毎日少しずつ分載していくあの掲載方法自体が、いつまでも続けるべきものなのか、という疑問がまずあります。例えば一挙に一局の棋譜を紹介して、ポイントを絞って解説するようなやり方の方が、より“現代”将棋の魅力を伝えるのにふさわしいのではないか、という気がするのです。スポーツはもちろんそうやっているわけですね。

確かに紙media自体は、人類の旧友としての付き合いが続きそうですね。

私は時代劇で、主人公の活躍後に乱舞する瓦版に親しんでいますが、日本近代新聞とは01世紀余の付き合い「しか」ない旨の視点は、斬新に映りました。
所蔵向きの書籍にせよ、毎日更新出来うる新聞にせよ、中間に位置する雑誌にせよ、「日常の友としての魅力」が再確認されねばなりません。
近代興行制度の歴史は新聞業界と大差ない将棋界も、日常の友たる魅力を担保し続ける為には、上記の紙mediaへ更に興味深いcontentsを提供して共生すべき、という構図になると思います。

図書館をもう少しヨイショすべきですが、納税額の結晶という意識以外に所蔵mediaへの愛着を持ちにくい上、知識の共有性でwebに遅れを取っている点が難点です。
個人的には、一般将棋系mediaも売店を含む将棋会館でカタが付く点がありますし、02週間程度の返却期限も妙に煩わしく感じられます(苦笑)。

 製紙-印刷という技術自体は大体500年位前から確立されてきたものですね。だから、そう簡単に滅びることはないでしょう。
 ただ、新聞・雑誌というメディアの方は、登場してから大体120年くらい、日本でいえば明治維新後に出て来たものにすぎません。だからこそ、これは危ういと思っています。実際、あと5年くらいの単位で、日本の全国紙は一つ以上潰れるであろう、と私は予想します。

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