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晴天の励まし

自分が負ける姿を眺めると気が塞ぐが、天候回復が慰めになった。

昨晩からの雨を見やりつつ、遅めの朝食序での観戦となった。
中倉宏美(ひろみ)女流初段はいつも通り、控えめに聞き手に徹していた感じ。
ご解説の栄を賜った中原誠(まこと)永世十段の解説は明快で、fansの皆さんも胸のすく思いを味わった事と思う。
何分、筋の良さやbalance感覚とは縁遠い棋風なので、随分驚かせてしまったが(微苦笑)。
感想戦では27手目▲7四歩の変化を随分つついてしまったが、41手目▲5六歩で直ぐ▲6五歩と開戦出来なかった点は萎縮していた。
49手目▲7五銀は随分重く、森内俊之二冠ご指摘の▲7五角△8二飛▲5三銀が勝っていた。
そもそも▲5三銀が見えていれば、47手目▲3三角成で▲8八飛△7三桂▲3三桂成△同桂▲7七桂と手を渡せ、△8七歩▲4八飛△8六飛には▲5三銀が痛打となっただろう。
44手目△8六歩から▲同歩△8四飛が如何にも軽妙な上、相手が相手なので今一つ閃かなかった様だ。
終盤は所々森内二冠が最善手を逃しておいでで、88手目△5五桂では△2四銀▲3六飛△2五角▲4六飛△3五銀で盤石だった。
が拙かったのでなかなか逆転に至らないが、95手目は▲6七角の一手だった。
△6九龍▲5四歩△6八飛が厳しいが▲5八金引でしぶとく、逆転のがあった。
△3四同金なら▲6七角の予定だったので実戦の機微が悪い方に出た感じだし、単に▲5四歩を誘われたかも知れない。
52手目△7四歩の所では、「拙くしたな。棋譜ならぬ放送を汚したかも知れない」と思っていたので、終盤迄山場を遺せた分ましと言える。

on airでは自他問わず一言一言聞き漏らすまいと真剣に見てしまったが、amateursの皆さんが覚える興味に似ていると感じた。
普段TVをこうも真剣に観る機会が乏しいので、又感慨深い。
[[将棋界] テレビ対局の感想戦はどうにかならないか(勝手に将棋トピックス02/18)]時節を反映してか随分過激な表題で「ならあなたがpodcastで実況でもどうぞ」NHKテキスト将棋講座(NHK出版 Online Shop)をご覧あれ」と申し上げたくなるが、筆者・もず氏のご論旨は尤もと思う。

この感想戦を編集したり解説者がその見解を伝え直したりすることにより、視聴者に対局の内容を伝わりやすくしたらどうか、というのが片上五段の提案です。これは私も非常に賛成です。

理解し易さが先にせよ、私は穴埋め等の構成も重視したい。
早く決着が付いた場合、NHK杯の将棋パトロールにせよ、銀河戦の解けたら初段・07手詰めにせよ、些か物足りなく思っている(銀河戦の局後interviewは素晴らしいが、半分程度に編集されている)。
11:55から05分間等と定めれば、20:40から水戸黄門を観る様な楽しみ方も出来そうだし、保存用録画も容易になる。
私が解説者として実現するには今少し時間が掛かりそうなので、先ずは対局者として今後も気を遣って行きたい。

昨日-「△(指し掛け)」。昨今女流棋士独立問題で風雲急を告げているが、そんな折りに定例の座禅会があり、近所の禅寺へ参禅する。毛のtrousersで組んだので比較的楽に出来た。衣装の生地が大事とのささやかな悟りを得た。禅で言えば、「相応しい衣装での座禅こそが悟り」となるだろうか。

こよいは、ここまでにいたしとうございます(by大井夫人@武田信玄

追記
[第57期本戦(連盟公式・予選)]は02回戦からの参加となり、08月以降の放映が予想される。適当な頃合いに告知させて頂きたく思う。


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コメント

>所司先生の研究会に通っている関係で
それはご熱心ですね。私も所司七段には昔からお世話になっております。
所司ご一門共々、今後とも宜しくご声援下さい。

>お名前がありませんので、宜しければお教え下さい。
修正させて頂きます。

ネットで名乗るのは難しいところもありますが
窪田先生も実名で名乗られているわけですのですので、
一応(註:後半に個人情報がありましたので、HNを付けさせて頂きました。独自のHNを用いられる場合はお申し出下さい。実名ご使用の場合は明記なさらない等、実名と断定されない為の配慮をお勧めします)。

所司先生の研究会に通っている関係で
そのご縁で岡崎先生の六段昇段記念将棋大会や
渡辺竜王のパーティで窪田先生とお話させていただきました。
またご縁がありましたら、幸いです。

>来年の春にはスーツをたたんで7六歩を打つ窪田先生のオープニングが見たいです。
放映は夏以降になりますが、ご期待頂きたく存じます。
尤も、suitsはともあれ初手&02手目に関してはご期待に沿えるか判りません。
とある汎銀河系帝国の皇帝が、「我が王朝あるかぎり、銀河帝国の軍隊は、皇帝がかならず陣頭に立つ」旨発言していますが、戦略・戦術的に極大の掣肘を受けた後継者の苦難は察するに余りあります(微笑)。

NHK杯お疲れ様でした。

来期は予選免除&2回戦からの出陣との事なので今期以上の御活躍を祈りつつ応援させて頂きます。

来年の春にはスーツをたたんで7六歩を打つ窪田先生のオープニングが見たいです。

>すばらしい将棋だった上に
このブログで詳しい感想など聞かせていただき
大変うれしく思っています。
お名前がありませんので、宜しければお教え下さい。修正させて頂きます。
89手目▲5七金は如何にも咎めていると思いましたが、▲4四歩△6七桂成に▲4三歩成から3-4筋へ殺到出来ますので勝っており、感想戦でも言及されました。
色々ご縁がある方の様で、ご観戦共々嬉しく思います。尚更格好良い所をお目に掛けねばなりません。

>95手目に▲6七角と打ったとして、次に△7八銀ならどうだったんでしょう?
[NHK杯戦:窪田-森内(せんすぶろぐ03/11)] http://2.suk2.tok2.com/user/sensu/?y=2007&m=03&d=11&all=0
が良く纏まっていますので、今回もこちらで解説致しました。是非ともご覧あれ。

>今期のNHK杯お疲れ様でした。
ご観覧に感謝感激です。
夕方に大阪に入る予定ですが、「大健闘」の感慨を胸に勇戦したく思います。

すばらしい将棋だった上に
このブログで詳しい感想など聞かせていただき
大変うれしく思っています。
将棋の内容も、感想戦も歯切れがよく、とても楽しいです。

序盤の細かい部分もよかったですが
(60手目の△8四角など、さすがと思いました)
少し苦しい別れになったあとも
歩切れを突いた勝負手で迫力を感じました。
さしもの森内名人にも受け間違いを誘い
秒読みの将棋ならでは迫力を感じました。
5五桂はやはり疑問手だったんですね。
(私は一瞬5五桂に4四歩だと?と思いましたが
やはり本譜の5七金のほうがまさるようですね)

しかし、94手目の34同銀は5四歩が入らないことを
見切っていた手でさすがというか、
小憎らしいと思いました(笑)
△6八飛と打たれて「しまった先に6七角だった」と
思わされるところですよね。

私は窪田先生とは何度かお目にかかっていまして
1月の渡辺竜王の就位式でお話させていただきました。
また以前岡崎先生と対局したときに、
窪田先生に感想戦に入っていただいたことも
あって感謝しております。

来期のテレビでの活躍も楽しみにお待ちしています。

95手目に▲6七角と打ったとして、次に△7八銀ならどうだったんでしょう?
推測ですが、▲3四角△同金▲2六桂△3五金▲3四桂打と進んで、次に△6八飛という詰めろがあって難しいんじゃないですか?

今期のNHK杯お疲れ様でした。
森内名人相手に見せ場を作れたことで
(失礼ながら)大健闘だったのではないでしょうか。

今日はこれから大阪に移動されると思いますが
明日の対安用寺戦で今期順位戦の有終の美を
飾れるよう祈っております。

>観る側もおのずと興奮する、たいそう面白い将棋でした。△5五角に▲4五歩の応手は前期C1渡辺竜王戦と同じで
居飛車が単純に持久戦を指向すれば、同様になりそうです。終局後「初手からお願いします」と促されて観られる為の感想戦へ頭が切り替わりますが、再考の余地があるかも知れません。対局中は所作から心情を察し難いので「判らなさの面白み」が大きいですが、感想戦は「判るという面白み」が重要です。
72手目で△4三銀は▲6三成銀△3四銀▲5二成銀△同金▲3四飛△6七と▲4一銀で居飛車危険です。詳細に解説し過ぎて、ある物の売り上げが落ちないといいのですが(苦笑)。映像・音声mediaが氾濫して久しいですが、再鑑賞に足る物に関与出来て何よりです。

 観る側もおのずと興奮する、たいそう面白い将棋でした。△5五角に▲4五歩の応手は前期C1渡辺竜王戦と同じで、あの将棋をよく覚えているディープなファンを意識して選ばれたのかな、と一瞬邪推しましたが、開戦後わずか数手でもう未踏の局面が出現するのですね。将棋の変化の多様性に改めて驚きました。
 勝敗の帰趨を別として唯一少々残念だったのは、解説者&司会者が加わっての感想戦が残り14分にもかかわらず「初手からお願いします」になってしまったこと。仕掛けから、或いは△5五角から、だったら△4三銀の可否(△4三角の局面で)の追究を聞かせてもらえたのに・・・・と思うのですが、スタッフの指示だったとすれば止むを得ませんね。
 現役名人との将棋が永世名人の解説付きで全国放送ですから、ファンにとっても本当に貴重な機会でした。今回のNHK杯本戦での窪田六段/五段の将棋はみなDVDに保存しましたが、これまで最も頻繁に鑑賞しているのは中田功七段との将棋で、結果はわかっているのに▲5四歩と▲7四歩の場面は何度観ても感動してしまいます。来期のNHK杯だけでなく、今期の銀河戦でも更なるご活躍をされるよう祈っております。

>NHK杯戦対森内戦の序盤の分かれは興味深かったです。
27手目▲7六銀は'02/08/20のC2順位戦小阪昇七段▲VS佐々木慎四段(勝)で実戦例がありましたが、対局中は失念していました。
中終盤は我乍ら凄まじい捻り合いでしたが、勝負勝負と捨身で迫った帰結ですので、今度はもっと堂々と叩き合いたい気がします。

NHK杯戦対森内戦の序盤の分かれは興味深かったです。5五角には4五歩、7五同歩、7六銀、6七金(棋風のでた手だと思いました)が有力ということは分かりました。中終盤も見ごたえがあり、良い将棋だったと思います。

>トーナメントを盛り上げたMVPに近いんではないでしょうか。
そう考えて励みにしています。
特異性が結果ではなく目的になると拙いでしょうが、私も案外?山っ気がありますので「偶にはいいか」と思っています。
来週放映の決勝戦を収録日に右隣のstudioで観戦させて頂きましたが、序盤から目を剥く乱戦将棋でした。是非ご確認下さい。

お疲れ様でした。
しかし今期NHK杯では、丸山先生撃破を筆頭に
トーナメントを盛り上げたMVPに近いんではないでしょうか。
将棋ファンの間でも知名度が随分上がったと思います。

棋士としては不本意かも知れませんが
盤外でも筋が変わってるところが好印象なので
是非また何度も対局姿を全国に映してください。

>NHK杯準決勝、残念でした。が、面白かったです。
ご観覧に感謝申し上げます。実に示唆する所の多い対局でした。
高速でも正確な動作なら未だしもですが、そもそも93手目は▲3四飛の一手でしたので、踏ん切りの悪さが問題でした。
対局中は何とか還元水、ならぬ仏国産発泡硬水を飲んでいます。佐藤康光棋聖が愛飲されている事もあり多くは語りませんが、「開栓音が大きいので予め開けておき、その際に柑橘果汁を入れて風味を付けている」とだけ申し上げます。

NHK杯準決勝、残念でした。が、面白かったです。

来年度も、何度も窪田先生の将棋を見たいので、是非また3月まで勝ち上がって下さい。

終盤、34飛車(だったかな)の速度には、びっくりしました。時間に追われてて、あの速度が出せるのは、さすがプロと思いました。


ところで、対局中に呑んでいたデッカイ瓶の中身はなんなのでしょうか?マラソン選手みたいなスペシャルドリンク?

企業秘密かもしれませんが、もしよろしければ教えて下さい。

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