道元禅師と鏡
日本の歯磨き文化は、曹洞宗高祖・道元禅師に始まるとされている。
身も口も意(心)も然るべき姿に、とお考えだったかも知れない。
詳しい事はゆっくり調べてみたいが、毎度の食後はぼやぼやしていられない。
昼食後、念入りに歯磨きして歯科の定期検診へ。
03ヶ月振りに如何にも清潔な感じの指導室へ赴き(治療室は別にある)、磨き具合の検診を受けた。
なかなか可愛い歯科助士さんから容赦のないご指摘が飛び、やはり磨き方が乱れていると思わされた。
根掘り葉掘り訪ねつつ改めて注意を受け、一本一本念入りな研磨もさり乍ら、「力が入り過ぎ」と自覚させられた(奥歯の歯肉も少し摩耗しているらしい)。
中国拳法では『剛能く柔を破る』との格言もあるが、太極拳の指導ではいつも力み過ぎを警告されている。
将棋は剛性や力強さで大手を振っていられるが、どうも色々勝手が違う感じ。
その後、放吸水や各種研磨機能を持つ機具で念入りにcleaningして頂く。
不摂生のせいか痛みや出血もあったが、45分程で何とも爽快な気分になった。
磨き残し状況のお知らせ用紙を示されつつ説明を受け、歯垢相手の試行錯誤に思いを馳せつつ会計へ。
毎回初診扱いになるので結構高価だが、政治が悪いという事で自分を納得させて(微苦笑)、毎日毎食後爽快感を味わえる様に心した。
少し用事を済ませてから帰宅し、明日の対局準備に努めたが、遅めの夕飯迄はお茶(Jasmin teaに緑茶を足している)以外口にしなかった。
健康を考えれば最良の展開だが、いつもこう上手く行くかどうか。
食後は姿見に向かいつつ研磨したが、鏡の向こうから道元禅師がご覧になっているつもりで神妙に磨きたい。
鎌倉時代に青銅等の鏡がどの程度普及していたか判らないが、「磨き抜かれた金銅仏が格好の鏡代わりに」等と考えては罰当たりかも。
本日-「△(指し掛け)」。[名人戦棋譜速報|主催:毎日新聞社]A級順位戦佐藤康光棋聖VS▲郷田真隆九段を観戦しに行きたかったが果たせず、心残りに。▲阿部隆八段VS三浦弘行八段(勝)と比べ長丁場になりそうで、行けば帰り所が難しかったが。
先日-「○(勝利)」。午後連盟へ赴き、先日に引き続き兄弟に会いに行く。お兄さんとは殆ど話しも出来なかったが、弟さんとは01局指す。お兄さんはなかなか頼もしい感じで年の差を思わされるが、差が縮まる様に弟さんを鍛えてやりたい。なかなか会えないせいか詰め込み過ぎになるので、注意せねば。
こよいは、ここまでにいたしとうございます(by大井夫人@武田信玄)
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