残り05勝
遠きかな六段への道、大いなるかな昇段への歩み。
竜王戦での連続昇級が眼を引く昨今だが、来期迄は気にしても仕方ない。
[名人戦棋譜速報|主催:毎日新聞社]
難敵、松尾歩(あゆむ)六段を下して215勝を達成したが、(04連敗&200敗の危機も迫り)背水の陣という感じだった。
歯の治療が尚続いている事もあり、対局前01週間程は釈然としない日々を送ったが、結果だけは出せた。
今日はVSの積もりで連盟に赴いたが、私の勘違いと気付き嘆息。
(故)高柳敏夫名誉九段の準連盟葬が行われたが、ご参加後の近藤正和(まさかず)五段が来ていた。
「VSを挑もうか。相振りだろうか」等と思う内、松尾六段と千葉幸生(さきお)五段が現れ、先のC1順位戦千葉VS▲豊川孝弘(たかひろ)六段(勝)の検討が始まった。
最近になって気付いたが、二人は朋友と呼ぶべき間柄。
順位戦では(03回戦迄に)私も交えて複雑な対戦になったが、私や近藤五段、石川陽生(あきお)六段、渡辺明竜王も加わった検討となり、大いに有意義な時を過ごした。
夕方は新人王戦▲片上大輔四段VS横山泰明(ひろあき)四段(勝)の検討にも参加し、第54期王座戦01局羽生善治王座(勝)VS▲佐藤康光挑戦者も遅く迄眺め、お腹一杯の気分で連盟を後にした。
週03日はこういう日が欲しい所だが、01日あるだろうか。
独学でもこういう気分になりたいし、引っ張り蛸の若手棋士やA級と研究会及びVSでまみえていない点も惜しい。
又も売り出し中じみた書き振りになったが、連盟で自分の棋譜を披露する辺りから始めるべきかも。
受身でも多くの物を得られる環境は、ありがたく且つ危うい。
末筆になったが、高柳先生のご冥福を心よりお祈り申し上げる。
襲位式等でも余りお会い出来なかった上、準連盟葬だと気付かずご葬儀に参列し損なった。
師匠としての偉大さは敢えて記すに及ばないが、現役時代の大棋士振りは残念乍ら十分学んでいない。
今後の勤めにさせて頂くつもり(09/08 23:59upload)。
本日-「○(勝利)」。
デハミナサン、アテブレーベ・オブリガード(「ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU」風)。
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コメント
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>松尾六段、岡崎六段の両先生との対局は、他のどの先生方の対局より、興味を持って拝見させていただきました。
第02戦に▲千葉五段VS松尾六段(勝)がありましたが、ご両人が家ぐるみの付き合いだと最近知りました。相手との普段の関係は「対局前に程良く意識し、開始後は仕舞い込み、不利になったら又程良く思い起こす」様に心掛けています。
ご覧になる場合は、意識しているか表情からお察しになると楽しさが増す事でしょう。
投稿: 窪田義行 | 2006年9月24日 (日曜日) 午前 02時24分
最近のご活躍をうれしく思っております。
松尾六段、岡崎六段の両先生との対局は、他のどの先生方の対局より、興味を持って拝見させていただきました。
身近に感じる先生たちの対局は、とても複雑な心境で拝見しています。
タイトル戦の中継を見ていても、ワクワクもドキドキもしませんので、私にとっては貴重な対戦カードです。
これからの、益々のご活躍を楽しみにしています。
投稿: シャドー111 | 2006年9月11日 (月曜日) 午前 03時07分