再度感謝
[第56回NHK杯TV将棋Tournament(NHK)]
本日は又も私の対局をご覧頂き、心依りの感謝を申し上げる。
惜しくもお逃しの皆さんは、次回にご期待頂きたく思う。
中田功七段VS勝又清和(きよかず)五段の勝者との対戦だが、収録は10月上旬と目処を付けている。
秋真っ盛りの折りに、ご覧頂けるだろう。
本局は、定跡最前線から少し脇道に反れた序盤だった。
23手目▲5六歩では▲4八玉で良くしたいが、△7五歩以下の仕掛けをなかなか覆せなさそうだ。
とは言え▲5六歩も今一で、26手目△1四歩で△7二飛から急攻されたら拙かった。
対策は感想戦で一応出したが、△7四歩抜きでの△5五角は(類型で見ている物の)何ともはや。
本譜は、45手目▲9七角と46手目△8四角で一気に動乱に至った。
△2二玉と引いた瞬間の角打ちは筋で、代わりに△7三桂なら▲4八角もあった。
△8四角か△3一角に▲9八香では如何にも軟弱だが、何れ戦闘に入る以上は千日手依り優る。
後の技術面は、感想戦の映像や将棋講座textの観戦記をご参考頂きたい。
普段、60秒の秒読みで59秒指しはしないが、30秒ではなかなか余裕が持てない。
居合い指し?は止むを得ないにせよ、もう少し乱れずに着手したい。
終盤は随分手が伸びたが、故意に勢いを付けた所もある。
自らの勢いに酔ってはならないし、着手が乱れるとTVでもあり問題だ。
荘重な所作で機械的に着手し、思考にしても急所で考え溜めして後は早々に進めれば最も良さそうだが、そこは愛嬌という事で(微苦笑)。
次局はどうなるか。「勝てば官軍」「勝てば東照大神君」だのと誇る気はないので、遅れを取る訳には行かないがあれこれ充実させたい。
本日-「○(勝利)」実家での鑑賞に飽き足らず、色々充実していた(09/11 23:59upload)
デハミナサン、アテブレーベ・オブリガード(「ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU」風)。
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