ささやかな揺動
[植村真理三段、林まゆみ二段脱会のお知らせ(女流棋士会公式)]
暗然たる思いにさせられた。
尤も、(男流?)棋士会が精一杯という感じ。
今一つ、和解と両名の復帰を切望するmotivationが持てない。
(研究会にせよ)もっと親しい女流棋士がいれば違ったかも知れないし、今後公務が増えれば女流棋界への関心と労力も、増大するにせよ。
一般非公開の[日本将棋連盟 機構図]には、棋士会(会長及び理事)を頂点に部&課(職員)迄は記載されていても、女流棋士会(会長並びに役員)が含まれない。
以前から指摘されているが、これを機会に明確化されるだろうか。
今日は、午後から連盟でVS櫛田陽一六段。
01局目は私の後手で向飛車穴熊VS銀冠。大分拙かったが、どうにか大逆転。02局目は先手で中飛車変則囲いVS居飛穴。激しい揉み合いの末に辛勝した。
終了後に対局を観戦しつつ時間を潰す内、松本博文(ひろふみ)さんのnotePCで[Bonanza]と再会。
私は対局せず、一瀬浩司三段や三浦弘行(ひろゆき)八段(対局後に参戦!)の闘い振りを眺めた。
Bona君の人徳(笑)で数名が固まり、諸々雑談が盛り上がる。
勝又清和(きよかず)五段に(『[激指]なら開発者の方に話も聞いたが、Bonanzaの事は判らない』旨断りつつ)示唆に富む話をして貰い、「softs将棋の今後と棋士」に考えを巡らせた。
Bona君から新感覚や新構想を抽出し、実用化出来ないだろうか。
modelの棋士や棋風が存在しないだけに、全くの新型になるだろう。
三浦君とも久し振りに茶話宜しく盛り上がったが、『書かないで頂きたい』との念押し。
いつも乍らの慎重居士振りで、weblog writerとして惜しい気もするが、従う事に。
私も早く、配慮を求めるべき身上にならねば。
一瀬君は(weblogは持っていないせいか)『毎日更新して凄いですね』等と褒めてくれたが、舞い上がっても仕方ない。「森(信雄六段)先生におんぶにだっこしているだけじゃないか」と即答。
創る側の苦労を余所に、解く側は・・・(微苦笑)。
本日の館内放送は棋王戦01次予選・勝浦修(おさむ)九段VS△熊坂学四段で、VS中からちらちら眺めていた。
連盟にいる内は女流棋士会の件は知らなかったが、どうも想いを馳せたくなる日だった。
「髭が今一つ剃れていないな。やっぱり剃刀に戻そうか」そんな事迄気に掛ける内に20時を回り、帰宅の途に就いた。
本日-「○(勝利)」。
デハミナサン、アテブレーベ・オブリガード(「ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU」風)。
« 日々詰将棋回答02/09 | トップページ | 日々詰将棋回答02/10 »
「将棋界」カテゴリの記事
- “「盤上のシンデレラ ~小早川紗枝は四間に挑む~ 第10局”解説及び感想(2016.03.19)
- Twitterアカウント取得のお知らせ(2015.12.18)
- 第73期B級順位戦4回戦VS稲葉陽七段まとめ(予定)(2014.09.18)
- 第55期王位戦7番勝負第2局中継解説のお知らせ(2014.07.14)
- [天下一将棋会]HNの公開及び変更のお知らせ(2012.04.01)
「窪田自身」カテゴリの記事
- 第73期B級順位戦2回戦VS中田宏樹八段まとめ(2014.07.17)
- 第55期王位戦7番勝負第2局中継解説のお知らせ(2014.07.14)
- Android携帯より初投稿(2014.07.06)
- 更新履歴(2013.12.28)
- 更新履歴(2013.04.02)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
C1での勝ち越し決定、おめでとうございます。後手番の連勝お見事でした。「後手番の方が工夫をそそられる」とあるとおり、私も窪田五段の後手での指し回しに特に心惹かれているものですから、喜びひとしおです。(後手番藤井システム6二玉型から△6五歩の早仕掛けには度肝を抜かれました。)
順位戦有料中継は全局盤面が見られるようになって改善著しいものの、一手ごとの消費時間がわからなくなったのが欠点でして、先日の将棋で言えば決め手(と思われるところ)の△9三桂や投了の催促の如き△4五角、△8四金打、現実の最終手である△5九飛がノータイムなのか、1、2分ずつかけて指されたのか、棋譜鑑賞者にとっては大きな関心事の詳細が不明なのは少々残念です。
部外者ですので鑑賞できる棋譜は限られていますが、窪田流の強靭・屈強な「反撃を秘めた責め」を堪能できる将棋が多いのは嬉しい限り、最終戦や銀河線でのご活躍を心から期待しております。
投稿: welshrabbit | 2006年2月11日 (土曜日) 午後 04時40分