Bonanza君の手袋
昨今、【Bonanza】君と対戦している。
初対戦は07日の[第76期棋聖襲位式]出席後、桂の間にて。
何度か見掛けると、いつの間にか決闘を挑まれた気になる物。
この日は02局指したが、(我ながら恐るべき事に)12日の未明にも01局対戦した。
徒歩で帰宅しようか迷った末つい手が出てしまった訳だが、将棋との一寸斬新な付き合いを思わさせる。
戦績は一応全勝だが、12日はお互い眠かったのか(微苦笑)、Bonanza君のヨレた指し手に私も釣られた感じだった。
松本博文(ひろふみ)氏のnoteで動いているが(GUI使用)、型落ちしていると思しき本体でも大した腕前。
(前書いた様に)我がPCにも導入したい。
【棋士とコンピュータソフトの対局について(連盟公式)】
[10/11楔形対局]で会報に触れたが、実はこういう事でもあった。
【ソフトと対局に「待った」 日本将棋連盟が全棋士に通知(asahi.com)】
【日本将棋連盟:所属棋士に許可なくソフトとの対局禁止通達(Mainichi INTERACTIVE 将棋)】
様々なweb記事の中で、これらが目を惹く。
米長邦雄会長は「破った者は除名」と強い決意を示した。
前者は、titleからして待ったという語が用いられているし、『除名』発言も明記されている。
半年間出場停止裁定の直後でもあるし、誇張でいらしたにせよ笑えない。
記事では率直に受け取られているが、これはこれで物騒とした物だ。
同連盟はプロ棋士が敗れれば沽券(こけん)にかかわると危機感を募らせ、
後者は、率直且つ堂々と実情を提示し、連盟&棋界へのご理解ご支持を訴える昨今の路線から、乖離した印象を与えるであろう。
(他の記事に関しても言えるが)「pro対softsの勝負に関して」proが敗れるにせよ、手合い他の状況を吟味して頂きたい・人間同士の勝負の価値や面白さは些かも揺るがない・文化と娯楽を両立させた興行であれば棋界全体の利益だが、現状では連盟の金銭的利益に鋭敏ならざるを得ない・・・
これらの点を、一般的に認識して頂く難しさを痛感する。
どうも堅いので、思い出話をば。
小学生名人位獲得直後、【玉川大学】で作成したsoftと対戦し、AIか何かの特集番組で映像を用いて頂いた。
softの指し手が遅い為、途中制作者の方が何手かそれらしく指したという一幕もあったが、ともあれ勝利。
後日、花村元司師匠に指し手を観て頂いた。
「序盤から妙な指し手をされました」という素振りをしてしまった所、『ここでは△4五歩と、角交換から勝負を挑まれたら大変じゃなかったかな(註:今にして思えば立石流の感覚)』等とご指摘下さり、改めて平服の一齣となった。
14-「●(敗北)」。15-「△(指し掛け)」。16-「○(勝利)」。17-「△(指し掛け)」。18-「△(指し掛け)」。
デハミナサン、アテブレーベ・オブリガード(「ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU」風)。
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