争乱迫りて
空前の混迷の中、09/11を迎える。
本来なら、静謐に巨大な暴力と憎悪の連鎖に就いて考えるべき日だが、別の物に対しそうせざるを得ない。
所謂造反議員の去就に絡む、新党の主張実情に関しても整理仕切れていないが、自分を納得させて投票所に行かねばならない。
殆どが、有権者であろう皆さん。
図らずも、「勝算を導き出す戦策なくして、対局上に赴く棋士」の心情に至った方も多いと思う(棋士と違って不戦敗ならぬ棄権を選んでも、直接にはなじられもしない訳だが)。
09/01に遠山雄亮(ゆうすけ)三段(当時)に連盟で会った折り、「いよいよ正念場だね。最終日は納得の行く様に指して欲しい」旨励ました。
皆さんにも、(小選挙区で死票になるにせよ)何とか納得の行く選択をとお願いする。
【「ムネオ新党」「日本新党」は有効?疑問票に悩む選管(読売新聞)】
08日に西條耕一記者と雑談した際、『【ホリエモン】はO.K』と教えて貰った。
広島06区の皆さんが羨ましいが(微苦笑)、混迷の影はこんな所にも差している。
「もうすぐ第03局ですね。先の神吉宏充六段の敗因を発見したんですが、時計だけはpinkではなかったんですよ」という風に振ったら、『靴もpinkじゃなかったですね。白でした』。流石に良くご覧になっている。
因みに、いつもの筆致通りの?「週刊将棋さんでのご記事は、毎回大胆不敵ですね~。釣り要素も内包しているんですか?」等とは話さなかった。
ヘタれているが、まあ又の機会と言う事で(大汗)。
ここからは、少々ご告知。
【瀬川晶司氏 「フリークラス編入試験」 第3局・大盤解説会】
今や個人的に盟友とさえ感じている、増田裕司五段も解説を担当。
お近くの方は、是非ご観覧頂きたい。
【囲碁・将棋 第43回赤旗名人戦 11月12、13日に全国大会を開催】
地元茨城在住の方にご仲介を頂き、千葉県東葛(とうかつ)地区大会に審判員兼指導棋士として、参加させて頂く事となった(02年連続。石田和雄九段も来訪される予定)。
日時-09/11(受付:09:00 開始:09:30)
参加費-大人2.000円 高校生以下1,500円
記念品-各classes03位迄賞状と商品を授与
申し込み先-日本共産党千葉県東葛地区委員会
tel.04-7176-3711
告知の遅れをお詫びするが、ご興味をお持ちの方は上記連絡先迄ご確認頂ければ幸い。
昨年は17時過ぎに終了したので、ご投票は大会後でも間に合いそう。
尤も私は、早朝済ませてから急行せねばならないやも。
東葛大会日程は前々から決定されていた訳で、何ともはや(微苦笑)。
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09/07向けCO
TBも含め随分お久し振り。妙にほろりと来る。
100,000hitsを契機にcounterを設置したが、実は【ココログ】default版の約半分にcountingされている。
「RSS通知や直linkで最新記事をご覧の方も、一度topへおいで下さい」。
一応お願いさせて頂くが、【Harbot】のキリ版の際には、なるべく速やかに【ココログ】版のcountも明記したい。
【Harbot】contents拡充用の有料契約は、大した金額ではない。
今月は05局!付いているので、戦況次第では10月を待たずに契約してみたい。
皆さんは元より「葵小僧新吉」君も、我が快進撃を心待ちにしているだろう。
新たな励みにしたい。
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(上記及び下記のごく一部を、大意08:00にupload。以後、思い出した様に加筆を続ける)。
08-「○(勝利)」。昼からVS岡崎洋六段。10分弱の遅刻を深謝。岡崎さんは【つくばエクスプレス】で時間短縮を図っておいでで、尚バツ悪し。昼食後連盟へ赴くが、[第12回「大山康晴賞」受賞式]で02F道場を使っている間、時間を潰す(100人弱参加。今年から大幅経費削減となった。【京王Plaza Hotel】宴席の中華は絶品で、惜しまれる)。翌日に鑑み、30分30秒で02局にして頂く。後手-先手で、01局目は居飛穴VS5二金-4三銀型藤井システム。強引な仕掛けに陥ったが、実戦的には大変でどうにか制勝。02局目は6七銀-7五歩型三間飛車VS左美濃。巧妙に動かれ粗雑な立ち回りを強いられる。岡崎さんが安全策を避け、大混戦の末勝利。
奨励会&[第37回三段リーグ(最終日)]の為、つい長居する羽目に(余り疲れはしないにせよ)。遠山君&高崎(たかざき)一生新四段に、謹んでお祝い申し上げる(現実に述べられたのは遠山君だが)。遠山君の最終戦は一瀬(いちのせ)浩司三段だが、実は彼が研修会の縁の下の力持ち。悔し涙にくれる間もなく、対戦表を制作していた。「奮起せよ!次の天命、汝にあり!!」。
10-「△(指し掛け)」。夜に届け物が02点あったりで調子が狂い、書芳会にも行きそびれる。どうも不真面目な弟子かなと慨嘆。不在者投票を済ませた事がせめて物の慰め(『未だ行っているのではないか』ご助言してくれた方がおり、早速役所へ。なかなか込んでいたが、30分程度で済む)。【Mainichi INTERACTIVE 名人戦速報】で断続的に、△羽生善治四冠VS▲藤井猛九段を注視。相振りは、相変わらず判る様で判らない。正に一生物やも。
デハミナサン、アテブレーベ・オブリガード(「ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU」風)。
追記
[金沢孝史四段の出場停止について]
私は08日に手合課で伺っていたが、半年間とは只々嘆息。
実は、某棋戦で早々に私と当たる可能性があっただけに、尚憮然とさせられる。
櫛田陽一六段の様に、豁然と悟りを開く日を待つべきだろうか。
[奨励会初段試験に初の合格]
これは正に慶事。現奨励会員の猛襲を物ともせず、03勝01敗での合格。
吉田君、お見事!
とは言え、(吉田君の責任ではないが)amateur棋界を席巻・初段入会を目指す19歳と実力十分の19歳初段では話題性が全く違う。
早急に、認知されて欲しい。
第一、彼の棋譜及び何かと話題&論議を呼ぶ言動も、公式には暫く伝わらなくなるだろう。
【吉田正和アマ名人(奨励会初段受験中)のブログ(My Life Between Silicon Valley and Japan09/02)】
梅田望夫先生のご識見、取り分け将棋に関するentriesはいつも興味深く拝見している。
今回に関し敢えて申し上げれば、本音や真情の類を主眼としたらしきblog&日記は、早々に賞賛なさるべきではないと思う(文筆関係なら未だしも、殊棋界では)。
優等生棋士が多くなった今、こういう新しい個性に強く惹かれる。
生涯amateur最強路線なら個性が矯められる事も少ない上に、概ね構わないであろう。
周知の通り奨励会員には記録係という強敵が待っている(近在の非学生に、割り当ての回避は困難)。
只でさえ、躾に基づく所作や気配り、長時間に及ぶ単純作業への慣れ、目的意識(真剣勝負から技術的に学ぶ&空気に馴染む)、注意への耐性(両対局者は正座で自分だけ胡座でも、そうされ得る)と、hurdleがなかなか高い。
棋士に対する敬意より対抗心が強いと、疲労と共に相当外面に現れる羽目にもなる。
そして何より公式文書である以上、(難読悪筆は元より)03箇所以上修正があると書き直し。
記録係で矯められる前に四段になれれば構わない訳だが、個人的には可能な限り苦労&習熟した方が良いと思う。
棋士になってから、記録係に要領よく指示出来て自分の為にもなる。
因みに02番目の引用に【私のlevelに拮抗する方がいらしたらどこにでも行くが、殆どいない】旨あるが、実は私と吉田君は同じ「茨城常南支部」の出身。
最近岡崎洋(ひろし)六段に指摘される迄気付かず、ウカツ千万だった。
川嶋長一郎支部長にお聞きすると『(地縁が全くないだけに)審議はしたが、結局は[支部対抗戦]にも02度出場してくれており、問題なし』との由。
私の帰省の折りにでも、先輩後輩のよしみで鍛えてやりたかった(微苦笑)。
後部で、渡辺明龍王の発言を長めに引用されているが、要旨【今はamateurだから騒がれている】【三段league迄はすんなりだが、以後目立たなくなるかも知れない(註:【新人王戦U-26】では活躍間違いなしにせよ )】。
この文章からは、今絶賛してみても仕方がないといった結論が自然であろう。
梅田先生のご結論は、期待が前面に出過ぎている様にお見受けする。
ご碩学たる梅田先生に対して恐縮ではあるが、お墨付きとしての独り歩きを懸念させて頂いた。
諒とされたく思う。
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