引く手あり
あまたとは行かないが。
14時直前の帰京後、早速市ヶ谷へ。やる気が湧いた。
苦闘の末掴んだ勝利後(90手目△1五歩を見落とし雰囲気が急変したが、93手目▲1五歩で肚が座った)のせいか、目の前の何かに取り組めば、雑念を払い良好な気分でいられる。
そんな感触もあった。
将棋評論家、もとい編集者の中島一さんと、駅前で待ち合わせ。
【日本棋院公式】棋院地下に【サテライトカルチャージャパン】事務所が存在する。
14:30-16:30迄、directorの岩田健一氏共々打ち合わせへ。【加藤一二三の直感精読】を参考にしつつ、大まかな組み立てを決める。
明日の前半部収録に備え、家で具体的な内容を図面&説明文少々に起こす事に。25秒の番宣も考えねば。
後で棋院を02F迄見学。初めての訪問で少し気恥ずかしかったが、予約を入れて03F以上も拝見したい。
11-「○(勝利)」関西会館に19:00到着。増田裕司五段と会って01局指す。私の先手三間飛車石田流VS6三銀型左美濃へ。終盤がメロメロになり負ける。気を取り直し、案内して頂いた気楽なおでん屋&お好み屋で軽く食べ歩き。腹09分目程度に堪能した。
棋界現状を鑑みて(呑んでいれば)酒が不味くなりそうな話、取り分け阿堵物絡みの生々しい代物が多かった。当blogを読んでくれており、家族旅行の話となったが、増田さんの余暇に就いて聞き逃した。ともあれ応援してくれており嬉しい。
C2から【長征一万光年】並の脱出に成功した折りの状況を聞かれ、「03倍努力したといった、劇的な事はありませんでした」『蓄積が実を結んだ訳ですか』「実を結ぶ程の物はありませんでしたね・・・」てんで参考になりそうなお話が出来なかった。尤も啓発された思いになり、散会後【Hotel阪神】自室でいつも以上に(汗)みっちり棋譜並べ。
13-「○(勝利)」。
デハミナサン、アテブレーベ・オブリガード(「ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU」風)。
追記
カタカナ英語の表記に工夫を凝らしているつもりだが、ネタ提供&釣り行為と思われているやも。
和製英語&他言語に手を付けず、ごく即物的なspellingsに留めれば、未だ違和感も乏しいにせよ。
ともあれ、「生暖かく、且つ消極的にお付き合い頂ければ幸い」と申し上げる。
上野裕和(ひろかず)四段に、07日の懇談会直後『【将棋ビジネス考察ノート(07/07新聞社(スポンサー)の受益と負担)】ってご存じですか、窪田さんならご存じかと思いますけど』話し掛けられた。
気が重くなっていたせいかつい、「机上の空論が多いね。『棋士も血を流せ!』何てのもあるし。まあ参考になるけど」。
「大平君が作者の方と会ったそうですよ」旨に対し、どう答えたか覚えていないが(註:『忘れるから覚えられるby羽生善治先生』)、具体的な情報なくして空論じみてしまう点は止むを得ず。
(基本的に)経済に疎い相手への説明でもある。
竹中健一さんの様に、好機を得て内部資料を基に論理展開&質疑応答出来れば良い。
最近の情勢では、案外そういう機会が来るかも。
因みに竹中さんも要旨『将棋欄が購読動機の読者はいないのでは?』。こういうご意見はご尤もなだけに毒槍で肺腑を剔られる気分。
取り分け、外部の方の場合は。
せめて何とか、観戦記の付く機会を増やさねば!
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