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奉呈

丁度一ヶ月前、02/14の第31期女流名人戦第03局。
控え室で何気なく食した高級chocoが、齊田晴子女流L.O.T選手権者のお差し入れだったと思い出す。

襲位式では、振飛車女王と同帝王として、棋界二分支配を誓い合った間柄でもある。一方的宣言との噂もあるにせよ(苦笑)。
先月の返礼として、「会心の棋譜、そしてあわ良くば結果を振飛車女王陛下に奉呈したい」と宣ってみよう。

堀口一史座(かずしざ)七段とはお互いC2時代に対戦し、01勝02敗。第01戦の勝局は窪田流四間飛車第01巻にも掲載されているが、らしく指せていた。
以降02局はどうも粘りがなく、駒一枚一枚からして浮付いていた。
もうあんな事はないと思いたい。
堀口君は今年に入ってほぼ指し分けだが、何故か今期龍王戦で無気力同然に大敗した将棋が散見され、気になる。
勝負のspicesだと思って置こう。人の事は言えない。
相振りすらなさそうに思う。私が変な気を起こさない限り、女王陛下にご欣快頂けるだろう。

堅過ぎ&丁重過ぎて、齊田さんににらまれるかな(再苦笑)。

*********************************************

00036

(便宜上戦後逆)手数からして何気ない局面の様でも、藤井システムだけに奈落の大穴が存在する。常々用心していたつもりだが。
取り分け具体的な研究は、▲6六歩(△4四歩)と角道を止めた後、一手一手を分解再組み立てする様な所がある。
手順の前後に鋭敏であらねば。

堀口君はarchaic smileと思しき微笑。対戦相手にせよ、対局中の棋士を観察するとちょっと面白い。
感心させられたのは、形勢や時間の推移に関わらず、所作に一貫性が保たれていた事。
微動だにせずではなかったが、大いに参考としたい。

解説に入る。▲3六歩では▲4六歩も当然ある。▲4八玉は藤井システムから外れるので、この際は除外。
どの歩付きにも△7四歩からの急戦が有力だが、△2四角と絡めてくる筋を用心出来ていなかった。
後手4三銀-4一銀型への▲8六角は、振飛車の駒組み牽制に頻出する形で常々気にしていたのだが。
本譜は△7四歩▲3七銀。4六歩-4七銀-3五歩の反撃を応用した筋で、以前類型で良く見られた。
△7五歩▲7八金△7六歩▲同銀△7二飛▲6七銀。▲6七金は居玉の場合ありえない。

00037

△2四角が絶妙だった。
△7六歩▲8八角△6四銀▲3五歩△同歩▲4六銀の攻め合いも有力で、そちらに気を取られていたが、如何にも迂闊。
咄嗟に▲3五歩だが△4四銀▲6五歩△2二銀。3五歩の処理を急がない点、落ち着いている。
▲5八銀△4二角▲3四歩△7六歩▲8八角△8六歩▲同歩△同角と進展。興味津々眺めている分には面白いが、心中「私はproだったよなぁ」頭を抱えた。

00038

飛角交換に甘んじて落ち着けば、居飛車の小駒が徐々に働いてくる流れ。
△3三歩は勝率の上がる一着という趣き。一応△1四歩(▲同歩は△1八歩)でも間に合っているが。
実戦も含め、一歩得が(元)振飛車唯一のmerit。▲6四歩△同歩▲8三角の様な筋でさえ通用しない(△1四歩は、その一歩を奪回する点で強烈)。
最後は、02/24のNHK杯予選VS熊坂学四段以来の大差となった。
感想戦からして序盤の変化ばかり突き回す有様で、観戦記が思いやられる。
堀口君に対しても、煩わせてしまったかな。

20手目▲3七銀の顔を立てるには、せめて△7五歩に▲3五歩!!と突くしかなかった旨指摘し、後は独りで考えたい(地味)。

第77期へ思いは飛ぶが、これからの一局一局が又とない実力涵養となる。そう確信する。
暫く特別対局室中継や観戦記とは縁がなさそうな物の、自ら機会を切り開きたい。
又注目され、応えるべくmotivationを高めたい。

産経将棋Webは、本戦tournament第01回戦が出揃ってからの更新だろうか。
来期はまず、2次予選特選譜でお目に掛かれると良いが。

13-「△(指し掛け)」blogに随分手間暇を掛けた。流石に将棋技術三昧とは行かず。

デハミナサン、アテブレーベ・オブリガード(「ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU」風)。

追記
代わりの献上品を物しなければ。
MYCOM BOOKS ムック 将棋窪田新刊の題材は山程蓄積されたが、なかなか進展しない。
自戦記編共々、お待ちかねの皆さんはどの位おいでであろうか。

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