非常に忙しい日々
26日の駒音concertに出演する訳でもないが、呟いてみる。
15日・日本青年館の囲碁・将棋新人王襲位式で、「歌劇俳優」宮本聡之(としゆき)さんにお会いしたが、駒音の予行練習も近く殺人的schedulesのご様子だった。ふと思い付き「私が盤上の狐・宮本さんがstagesの狸という所ですね」と振ってみたが余り喜んで頂けなかった(汗)。お詫び宜しく拉麺屋「萬馬軒千駄ヶ谷店」の印象をお教えしたが、様子見のご余裕はないやも。大島七段もおいでで、三人での話が長かった気がする。武市三郎六段の凌ぎ?に屈した格好だが、三勝では遺憾ながらお気を抜かれているゆとりに欠ける。慎んで健闘をお祈りする。
産経新聞の藤田記者とも話す。将棋世界の論評は今月第二~三週のどこかで本紙上に掲載されたとの事。連盟総務に問い合わせた物の「どういう訳か」現物は確認出来なかったが、要旨は概ね伝聞通りで「特に礼賛や勧誘の意図はなく、2,005年02月号で表紙刷新路線を一段落させる旨解説」という事らしい。一応「『02月号で投了』ではなく、指し掛けとお書き頂けると尚良かったのですが」と伝えたが、又ああして採り上げて頂ける誌面になるだろうか。因みに藤田さんの個人的な表紙への印象をお聞きし、generation gapを改めて痛感。女性&お子さん向けを強くお感じだった様でもある。個人的には10月号の黒檀の駒の様に高級なだけの物、及び12月号や01月号等表面が目を惹くだけでは、余り意味がないと感じる。
新人王戦第03局同様に石橋女流四段を見かけたが、「もう一人」も会場内中央付近で目撃した。春秋の筆法を以てすれば、この日既に翌日の命運は決せられていたとさえ言える。何とかこの機会に改革を断行し、災い変じて福と成して欲しいが。
核心を記す。勝って驕らずはともかく負けて悪びれずが好きなのは、我ながら気取っている。「暇潰しに来ました」と前置きして山﨑君に祝意を述べたが、将棋世界01月号の「東の渡辺・西の山﨑と呼ばれたい」は適当に喋っただけなのだそうだ。「寧ろ囲碁の溝上知親(ともちか)新人王(七段)や張栩(う)名人と張り合って下さい」と激励しただけに空振り気分。そもそも祝辞からして型破り。前回は大人しめだった様に覚えているが「昨晩徹夜で遊んでしまいました」と告白していたから、まあ眠気のせいだろう。中原会長も微笑ましげに口元を緩めておいでに見えた。辛うじて「あの芸風は真似できないな」と一矢報いたが(微苦笑)、今後の祝辞はより大舞台が予想されるだけに、今回はいい語り草になるやも。溝上さんのご祝辞は地味だったので、順番からして組み合わせが良かったかも知れない。
順C2を引き合いに出すと前後してしまうが、▲熊坂学四段(勝)VS佐藤和俊四段はdisplayにかぶり付き状態だった。45手目▲5五銀の辺りは迫力満点!63手目▲5六飛以下益々手が伸びているが、佐藤君が50手目△5四馬をno timeで指してしまった迂闊に救われたやも。如何に振飛車が△6四馬迄の数手で熟考し既定路線にせよ、一応△5三同銀を気に留めるべき。以下▲4三銀不成△同金▲同歩成△5七歩成▲5二金△同金▲同と△5一歩で難しかった。▲金沢孝史四段VS村田智弘四段(勝)は、先手が優勢の将棋を逆転負けした様だ。65手目▲5二角では▲2七飛△3六成銀▲2五飛△3五成銀▲同飛△同歩▲6一角位で勝っていたと思う。
金沢君の遅刻は禁断の「当日移動(朝06時台発・のぞみ号等を使う)」の懸念がある。関西会館の個室にしても、当然ながら目覚まし時計が設置されているので。ともあれ何とか猛省して今期だけは凌いでくれないと!
15日~16日の龍王戦第06局の結果、最終局へ。第06局は熱戦の様で、仔細はこれから検討せねばならないが皆様満足の事と思う。渡辺君にadvice出来る事があるとすれば、「約一名、付き合いを再考整理すべし」位であろう。
順位戦も目白押しでてんてこ舞いの思いだが、やはり16日▲高橋道雄九段VS久保利明八段(勝)が胸に堪える。只見守るしかない身の上だが・・・昨日の▲藤井猛九段(勝)VS深浦康市八段は対戦成績からして興味深いという方も多かったかも。内容的には24手目△4四歩が全て。△7五歩の仕掛けも3六歩型が活きそうで躊躇われるが、△4四歩からの組み合いでは主導権所ではない。中継siteで解説が午後から更新されていないが、深浦さんの中盤に於ける指し振りは一貫性を欠き、即応性にも乏しく思われた。
深浦さんは一門の誰ぞをVSでカモって対藤井さんに臨まれては如何だろうか、と郭塊宜しく売り込みを試みたい。自らを称しての「他山の石」「塊より始めよ」。どう受け取られるかは、日頃の業績が激しく物を言うが(苦笑)。
7日の順C1VS山﨑六段を回顧するに辺り、急遽320ch.「囲碁将棋チャンネル」を契約したが、肝心の速報!順位戦04回は先週だった・・・棋聖戦二次予選決勝もそうだが、余所で取り上げられている場合にどの程度、自身の回顧を連動させるかは難しい。余裕があれば先んじて書いた回顧でもcustom upしたい。
宮田敦史五段の入院は残念でならない。年明け01/11の順C1VS山﨑六段は無理かも知れないが、寧ろ無聊を持て余す日々に耐え、且つ精神的再建に費やせるかが問題。巧く行けば、来期順位戦迄の休場程度の損害を被ろうと、十二分にお釣りが来る。妙な?確信を持って断言する。
長い上に、余裕があれば各々の日に再編成すべき内容やも。義七郎東中野日記からの掘り起こしもある為、とても手が回らないだろうが。
デハミナサン、アテプレーベ・オブリガード(「ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU」風)。
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