疲労を友として
雨もどうにか上がり、正午からVS岡崎六段。又も10min.遅刻。
甘えているなぁ・・・棋聖戦二次予選高橋九段VS阿久津五段のいきさつもあるし、留意せねば。あの一件は高橋先生が過剰反応された気もしたのでVS後、桂の間でお会いした河口老師にお伺い(directな聞き方ではないが)。「昔より今はmannerが良くなった。廊下とんびもやり方による。どうしても各種所作が鼻に付いてしまう様な者もいる。森(鷄)九段は逆だが、流石に大山十五世名人相手では廊下とんびは出来なかった」旨ご回答。大いに頷き、為になった気分。阿久津君にその気はないにせよ、引いては大山先生的盤外戦術にも絡んでくる。堂々としても驕慢は漂わせず、指し手の内容でのみ惑乱させたいが。
食後早々に連盟へ。今日は2F研修室が埋まっている為、道場の隅を借りる。近くで藤倉勇樹四段VS佐藤和俊四段も進行。我々共々、時折お客さんが行儀良く眺めていた。第01局は60分・30秒だが、どうも眠気がひどく将棋にならず惨敗。後手で▲7六歩△3四歩▲2六歩に△9四歩▲2五歩△9五歩!を試したが、角交換四間だと居飛車の左銀で端を奪回される以上、破綻している様だ。02局目は30分・30秒。この時は眠気も取れて様になった。私の三間飛車から相穴熊に進展したが、△6四銀~△5五歩で主張点を設けた事が活きた。岡崎さんが五筋で一歩を替えに来た調子で△5二飛から睨みを効かす。私の金銀が珍しく右翼に集結した隙に、五筋の歩も謝らず積極的に▲3六飛~▲3四飛と攪乱して来たが、△3八歩が間に合った。以下は丁度二手勝ち。
終局後はA級順位戦佐藤康光棋聖VS三浦弘行八段が進行中だったが、早々に引き上げる(註・好勝負だったのだからnet中継位は押さえて置くべき。翌日書道教室があったとはいえ、この程度の時間と手間は算段を付けねば。「ほりあてくんの考え方」で名局たるの所以を知った。棋士でも案外こんな物かも、と懇ろに勉強&情報収集不足を誤魔化す)。
デハミナサン、アテプレーベ・オブリガード(「ランシュー=クリストフ@信長 KING OF ZIPANGU」風)。
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